ZAZEN BOYS@なんばハッチ

今ツアー3度目。ちょっとさすがに行き過ぎな気がするけれど、唯一のデカバコ。チケ余ってるとか言ってたし、少し心配したもの、ぎゅうぎゅうに詰まってないだけで割ときっちり埋まってた。とか、いちいちファンが客の入り気にしたりする国民総評論家現象にはアンチです、基本的に。
一発目から『フェンダーテレキャスター』今ツアーの新アレンジ。印象的なディレイがでかい空間に映える。続けて『ウィスキー〜』だったかな、歌舞伎調の前振りつきで、なんとなく、もう曲目も順番も曖昧、ただ滋賀でアンプ直のキャリキャリサウンドを聴いた印象が強すぎて、PAからのギターに若干の違和感。その次辺り、最初の方にやった『6本の狂ったハガネの振動』が気分を高めてくれた。『NO TIME』は初だった気がする。1stからは『マボロシ〜』、『USODARAKE』、『開戦前夜』(各ソロ後のアヒトカシオマン+日向、コンダクツ無戒はやった。)、『SI・GE・KI』(やっぱ好き)、『IKASAMA LOVE』もやったかな。『コールド・サマー』『インスタントラディカル』は今ツアー聴いてない気がする。てか、2ndからはほとんどやったし、『TANUKI』もやったし、絶妙に『半透明少女関係』とカップリング、ナンバガカバー等「ちょっとあれも聞けたらな」的な曲が外されてる。残念。本編ラストの『自問自答』がやっぱり良かった。マイク持ってラッパー気取りなのが胡散臭すぎるけど。今日のライヴ見て改めて『クレイジーデイズ〜』辺りの80年代ディスコチューンな雰囲気が全体を通して感じられるなあと思った。それは凄く好きだし、良いけれど、1stのピーンと張り詰めた感じ(曲の後半になると2ndのディスコファンクぽくになる曲が多かった気もするけれど)や、『黒い下着』みたくナンバーガールをパロディー的に聞かせる以外の面をもっともっと聴きたい。俺なんかに言われなくても、勝手にまだまだ、当然、変わって行くんだろうけれど。
アンコール、『KIMOCHI』なんばガール結成。当然ながら盛り上がる。てか性別、年齢別合唱、10代女子の歌にしょんべん臭い!と言い放った無戒氏、25くらいがいいと。色々分かった感じが。この感覚分かるようになったら俺もアレすか。帰りに寄ったスーパーレジの女性(ちょいヤンキー系)それを感じました。
さすがに3度目ともなれば、どんどんライヴを経てアレンジが変わっていると言うか、アドリブの要素が増えているなあと。自分にとって今年ラストになるかもしれないZAZENだったけれど、まだまだこれからを感じる事が出来ました(開戦前夜風に)。