空の色はUFOから怪電波

今年買ってこれは!と思ったCDのうち一枚は、地元の古本屋で捨て値で売られてた電気グルーヴの『UFO』。
『オレンジ』と『ビタミン』(これはカセットに落としたやつ)が中学時の愛聴盤で(『ドラゴン』は借りたけどテープに落とさなかったのかな)、どれも今じゃないとわからない良さが。まず小室全盛期の最中では打ち込みの音が目新しくもないし、むしろ高校入って林檎やらナンバガ聴いたときのが衝撃だったからなあ。ハウス・ラップって言われてたぐらいだから、『ビタミン』あたりとは、ちょっと違う感じで、軽快な感じだったり、ダブっぽかったり。『b.b.e.』はネタ使いまわしまくってるだけあって、古い感じがあんましない。実際これ聴くまで91年とか思わなかったし。歌詞最高。あとYMOのカバー『Cosmic Surfin'』かなりカッコいいし。このあと卓球氏はドイツでジャーマン・テクノと出会って今の音楽に繋がっていくんだもんなぁ。デビューしてから上手く道を切り開いていったんだなあと、感慨。メジャーでテクノやるの、すっごい大変だったみたいだけれど。
菊地さんもドサクサに紛れてDCPRGも何もかもYMOが元ネタだとか何とか言ってるし、コーネリアスなんてスケッチショウと競作とかしてるし。YMO以降ってやっぱ重要。
てか日記でもなんでもないな。

UFO

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