トーン

昔、高校から大学にかけて好きだった音楽を、最近はよく聴いている。なんだかイライラしたどうしようもない感じを思い出しているからかもしれないし、単純にちょっと熱っぽい、皮肉っぽい、若者特有のあの感じを感じさせてくれる音楽を聞きたい気分なだけかも知れない。
ひりひりしたトーン。どれも共通しているのはそれ。ザラッとして、尖ってて、熱くて、ちょっとだけ冷めてて。
dipが音楽をやった「ポルノスター」を見た。冒頭の「スラッヂ」のリフ、何度も流れる「13階段への荒野」のあのギター。まさに気分とか空気とか温度とか、感じさせる音だった。