帰省と旅行

19〜21日帰省
たまった洗濯物を中途半端に済ませて部屋干しして昼過ぎ限りなく夕方に大阪を出る。新幹線から見える夕暮れがきれいだった。けど、眠る。でも新大阪〜名古屋間は寝るには足りない。寝ぼけつつ名古屋で降り乗り換え。空港が出来た所為で電車がややこしくなった気がする。適当な電車に乗って途中追い抜かれつつ地元駅に到着。バスに乗り実家へ。大阪に住み慣れるとそれぞれの家のでかさに驚いた。やっぱり田舎だ。1日目は主に祖母と話す。
帰省2日目。RSRから放ってあったテントをようやく洗う。家でだらだらと過ごす。近所…といってもチャリで15分ほどの国道沿いのでかいスポーツ店へ行き防水スプレーを買う。帰ってテントに吹き付ける。濡らしてからの方が効果があるらしく、もう一度テントに水をかける。日も暮れかけテントなかなか乾かず。諦めて雑巾で少しだけ湿った部分を拭き仕舞う。来年もぜひ使いたい。夜、ボジョレヌーボーをはじめて呑む。付き合いで買わされたらしい。父母と話す。
3日目適当に起き出し、昼頃実家を出る。結局、家で何もせず3日間過ごした。ここにずっといたら何も変わらなかったって気持ちが、ネガティヴな意味だけでなく、強くなった。兄とは相変わらず。駅まで送ってもらって車中でちょっとだけ話す。

21日大阪戻り
実家で色々もらってきた大荷物を抱えたまま心斎橋へ。アップルストアで彼女の誕生日プレゼントを買う。服もふらっと寄って買う。さらに大荷物で家に戻る。

22〜23日旅行 倉敷・岡山
軽く寝坊しつつ10時過ぎに岡山へ出発。名古屋までとあまり変わらない乗車時間。短い。岡山に着きこだまに乗り換え新倉敷まで、さらに在来線に乗り換え倉敷へ行く。行き当たりばったりで目的地を決めたのであまりよくわかっていないまま美観地区を目指す。京都よりよっぽど景観が守られている気がした。映画のセットみたい。大原美術館へ行く。名画の数々にちょっと疲れる。街並みを散策して、「昔ながらの街並み」とあえて強調している地域まで足を伸ばす。京都に住んでいたおかげで、そのあたりはなんとなく気になる。観光地用の所と、実際の生活地域。なんだかのどかな中に緊張感がある感じがした。京都でいうと上七軒みたいな感じ。その中の一角のカレー屋に入る。スープタイプのカレーにバターライス。グリーンカレーは辛すぎずいい感じだった。
倉敷と言えばデニム、ということで、ちょっと行ってみようと思ってみるものの、その児島という地域はかなり遠いようなので悩む。結局今日はやめておくことに。で、チボリ公園へ。観覧車に乗ったり、コペンハーゲンと、実際のチボリ公園のミニチュアショーを見る。休前日の夕方以降は人もまばらでなんだか奇妙な感じだった。適当に買い物をしてチボリ公園を後にする。
電車で岡山に戻る。
ホテルに入り、一服してからご飯を食べに出る。後輩に教えてもらった昭和な居酒屋へ。かなり待ったけれど、店も食べ物も良かったので満足。家族経営ってコンセプトで、給食メニューとか懐かしい感じと、店員さんのキャラ立ちがおかん(割烹着)、子供(姉セーラー服、妹ジャージ)ってなってたり、店の中に食堂やら居間やら、屋台やらあって、サラリーマンとかで大賑わいだった。大阪にもあったらいいのに。
ホテルに戻り、疲れて眠る。
2日目
また寝坊しつつ、ビジネスホテルなのにある大浴場に行ったりしつつ準備。今日は夢二郷土美術館へ行く。たぶん歩けるだろうってことで、駅前からそこまで軽く散歩。結構な距離に感じた。途中川とか、岡山城とかなかなかいい雰囲気。昨日の夜歩いてわかったけど、岡山は京都よりも都会。前仕事で来た時もなんとなく思ってたけど。でも、なんかのどかなとこもあっていい街だと思う。後楽園の横を抜け、目的地に到着。小ぢんまりした美術館で、絵とじっくり向き合える感じがして良かった。屏風のでっかい作品は、思ってたより迫力があった。威圧感ではなく存在感。まさに「郷土」美術館って感じで、控えめだったけれど、どんどん作品が里帰りしてもっと充実してほしいなと思った。前に京都の作品展で見た(気がする)「黒船屋」をもう一度見てみたと思った。帰りに後楽園を一周。行楽シーズンで人がわりと多かった。昔の人が考える贅沢は凄い。でもまだ若い所為かありがたさが半分くらいしか分からなかった。お昼にその近所のカフェメシ。クレイジーケンバンドのサイン入りTシャツが飾ってあった。路面電車に乗り、駅に戻る。
児島へは結局行かないことにして、駅前をぶらぶら。ちょっと福岡や札幌に似てる。こういう地方都市の感じはやっぱり好きだ。疲れて夕方頃には岡山を発つ。
急に出来た休みに、ちょっとリフレッシュになった。ただ、どこかでメガネをなくしたのがショック。度があってなかったし、新しいのを買うつもりだったし、よしとしようか。