goat star@kyoto muse holl

西川進さん目当てで。矢野真紀でも椎名林檎でも西川さんの生ギターには縁がなく、今回は自身のバンドってことで。試聴した感じは、好みじゃないなあと思いつつも、ちょっとわくわくしながら参加。
普通にブッキングって感じで、4バンド中3バンド目に登場。トリだと思って油断してたら、オレンジのキャビがセットされて、あ!次か!と。てか、おっかけの人が結構いてgoat star前になったらざわざわと集まってきた。しかも西川さん前だけに集中。人気あるんだなあ。
セッティングはメンバーがやっていたけれど、西川さんだけは姿を見せず。
そしていよいよ登場。ワインレッドのマッシュルームに白いシャツ、細身な感じで、イメージ通り。白いSGをぶら下げて、一音目が鳴らされる。ハムバッカーでも割とハイの強い、いろんな音源で聴いたあの音そのまま。そして、フィードバックと言うか、様々なノイズを繰る。「フィードバックは授かりもの」って言葉通りの、テクニックを見せ付けるんじゃなくて、ギターを媒介に、自由に音が鳴らされている感じ。やっぱカッコいいわ。
と、西川さんばっかに目を奪われてたわけでもなく、実際ライヴで見たらいいバンドだった。苦手かも、と思っていたボーカルの声も、「この人選んだ気持ち分かる!」と思える、いい唄を歌うし、歌う姿もいい。西川萌えより、こっち萌えだろ!と言いたくなった。ベースの人は異常にベースが低くて、マーシャル使い。西川さんのプレイによく合ってると思う。ドラマーの女性もいい意味で女性らしくないプレイだった。
西川さんがディレイやらなんやらで、ギュワンギュワン、ホワンホワンやってる曲では、ベースの人もギターに持ち替えて、トリプルギターだったり、何より、ボーカルの人がシンプルかつ、なかなか味のある、いいギターを弾くので、西川さんみたいなプレイスタイルの人がリードギターでも、凄くバンドががっちりして、ギターのワンマンバンドみたいになってなくていいと思った。
ホームページでも試聴できるキャッチーな単音リフではじまる曲が一番好き。てか、座って見てたのがあんまだった見たいだけれど、おっかけさんの雰囲気に圧倒されてたんじゃないでしょうか。アイドルのコンサートみたく、両手を振る動きとか、ちょっとなあと思ってしまった。
今回のツアーに行くと音源がもらえて、帰って聴いてみたら一番好きって思った曲のライヴ音源だった!また行こう。