妻夫木聡・オトコ前ナイト!

昨日は『約三十の嘘』公開記念の、みなみ会館でのオールナイト四本立てに行った。名画座のオールナイトに憧れていて、でもきつそうだし尻込んでいたけれど、今回初参加。
内容は
さよなら、クロ
ジョゼと虎と魚たち
なぞの転校生
69 sixty nine
以上で、夜22時開演〜翌6時20分、都合8時間強。

『ジョゼ〜』と『69』は見たことがあったので、純粋に4本連続で見るよりは気持ち的にも楽だった。オールナイトにも関わらず、満員だったし、妻夫木人気、あと多分ジョゼ人気は凄まじいなあと。女の子グループも多かったし。『さよなら、クロ』は学ランから七三・スーツ姿までナチュラルに変化する、今回の妻夫木くん特集の序章って感じで良かった。昭和の日本を舞台にしっとりとした物語が展開する。クロが名演!20分くらいずつの休憩をはさんで『ジョゼ〜』劇場で1回、DVDも持ってて、見たのは1回だから3回目。すごい好きだけれど、見終えた後の居たたまれない気持ちが怖くて(絶対に独りで見たくない)あまり見ないようにしている。思ってたより音楽が多く使われていたことに気づく。『クロ』に比べて妻夫木くんがこってりしてた。見た目も演技も。やっぱ板尾さんが最高。そして妻夫木くんのデビュー作『なぞの転校生新山千春主演のいわゆるアイドル映画。CGの安っぽさ、ストーリーの無茶苦茶さ、B級テイスト満載。こってりした時間帯にこれが来て、かなりインパクトがあった。今でも制服姿に違和感のない妻夫木くんのリアル学制服かな!?あんま変わってないなあ。起承「転」結ではずしてくれて、いよいよラストの『69』。朝立ち祭で朝を迎えるって狙い(?)が粋。原作に思い入れがあったし、手放しに最高!といえない気持ちもあったけれど、面白い映画だと思う。連続して見てみて、妻夫木くんって、マイケル・J・フォックスっぽいかもと思った。意外と小柄で、役もコミカルなキャラクターが多いし。あと作品にも恵まれてるなあ、と。ちなみに今回はウラ・新井浩文ナイトってことで、両方好きな自分的にはおいしかった。アンケート出し忘れてしまったけれど、今後見たい「オトコ前ナイト!(女優も可)」、『麻生久美子ナイト!』見たいです。
帰ってきて、昼過ぎまで寝て、起きてみたらテレビで『オレンジデイズ』やってた。妻夫木ナイトは終らない…みたいな。