25日 THA BLUE HERB@京都メトロ 

またしばらく休止前のラスト京都。結構来てるらしいけれど、いっつも見逃しているので、今回こそはと思って参加。22時オープンの時間には、メトロのある地下鉄出口の階段にずらっと人が並んで、当日券いけるのか?と不安になるくらいだった。長い長い前売りの列のなくなった後ようやく入場。物販コーナーを見るとTシャツはもうなくなってったぽぃ。フロアは意外と空いていた。まずDJタイム。ヒップホップメインのイベントは初だし、案配がよく分からない。そんなにみんな踊ってないし。TBH目当ての非B-BOY客が多いせいかも。1時間ちょい過ぎに1人目とは明らかに雰囲気の違う。ドレッドのDJが登場。ピッチ上げまくったボスの声(?)が流れて、だんだんフロアにも人が増える。1人目の選曲よりかなりアッパーで、でも客が詰まりすぎててあんま踊れず。そしていよいよ25時前にDYEが登場。北風の音、電車の音、そしてBOSSの登場。最初は客の影でよく見えず、でもあの声だ。チラッと見えたBOSSはにっと帽をかぶって、フードもかぶってた。リアルタイムで声にもエフェクトがかけられつつ、曲をフルレングスでなく、少しずつやっていく、RSRの時と同じ感じ。でも、案外物足りなさは感じない。あの時はすごく遠目で見ていたせいかもしれないし、ツアー回って来て勢いがあるから、凄みでそう感じるのかもしれない。曲とフリースタイル、ちょっと痛いかも?って感じの俺節が許せてしまう、むしろその場を支配してしまうくらいの迫力があるからBOSSは凄い。昔のベンジーとか、きっとそうだったんだろうな。曲もほぼRSRの時と同じ、MCもそんな感じかな。書き起こせるほど覚えてないけれど、「20分位のライヴして、ステージ降りたらその街の女の尻の匂い嗅いで回る、みっともないラッパーとは違う」とか、京都は同志社以来神戸・大阪も含めれば何度かも分からないくらい、いつもの奴に会えて、仲間と再会できて云々。なんか本当に身内なのか、勝手にそう思ってる人なのか分からないヤジ(?)みたいな掛け声が凄く多かった。てか、人本当に多すぎだし。フェスでしかみた事なかったから、間近で、凄い音圧のなかで体験するTBHは最高だったけれど、集中できなかったのも本当。最後の方では仕込みでないMCも聞けて、それが良かった。ふつうの兄ちゃんみたいな語り掛け方で、「しっかし、よく入ってんなあ」みたいな。「Welcome to my house」のピッチチェンジ、あと浪曲風の節回しはちょいやりすぎかも、と。スペシャルゲスト、ニール・ヤングもまたやってた。良く分からんけど、スゲエ!って思わせるのが、やっぱり凄い人なんだと。そんな結論で。単純にラップ聴いてて、カッコいい!って、ラップだけで踊れそうになるのも、ビビルのもBOSSくらいだし。イルボスティーノ、ダイ・ザ・スプリガン!メリー・ガンジャ・クリスマス!て!
SOFTもちょっと見たけれど、楽しみに行ったけれど、しんどくて出てしまった。また見たいな。