新年早々

2004年末を振り返る。29日夕方に買い物、ぴあに寄り30日のカウントダウン・ジャパン(以下CDJ)のチケがまだ買えるか確認、その後勢いでチケ購入。ブラブラしていると色々と掘り出し物に出会う。ポーターの型落ちヒップバッグが半額なのを見つけ、CDJ用に購入。
オールザッツ漫才を見出したら止まらなくなり、朝方まで見る。四時過ぎまで記憶はあるもののいちばん見たかった、千鳥、麒麟笑い飯を見逃した事に、目を覚まし気づく。そのままシャワーを浴び、東京へ向かう。京都の盆地を囲む山々が白くなっている。新幹線から見える車窓も、名古屋あたりまでは真っ白だった。新幹線自体も割りと空いていて、快適。富士山も拝む。
2004年には割と通いなれた東京駅、京葉線に乗り換え海浜幕張駅幕張メッセへ向かう。車内のほとんどがロック好きの若者(なんとなく雰囲気があるので分かる)で混む。近くにいた人ら(女子)の話から中高生である事が分かったり、『JAPAN』読者層、アジカン、アシッドマン、グレイプバイン100S辺りを好きな、夏のフジ、RSRよりも若い(幼い)客層である事を実感しショックを受ける。
会場に着き、一応全貌を確認。最初に行ったフードのコーナーはオシャレな照明に、ダンスフロアな照明、夏フェスの雰囲気さながらの屋台、テーブル席、ベンチがこれでもかと並べてある。即席の神社まであったり。空間としては、サマソニインテックスみたいな感じ。関東はここでやってるんだっけ?クロークコーナー、1000円で1日出し放題らしいけど、並んでるし、高いしやめる。物販はくるりに物凄い列が。あとZAZENが速攻売り切れててビビった。あのTシャツが…。とりあえず、飯と最初の一杯。ステーキ丼て言う名の、牛丼の味付けがスパイシーなもん食って、ビール片手にもう少しウロウロする。なんか、みんなTシャツだし、夏フェスと格好は変わんない。でもビール片手に…みたいな奴はあんまいない気がする。とりあえずZAZENの出るいちばんでっかいステージで、ハスキンを見る。久々。ハスキンが終り次第なんとなく前に行ったら、上手いこと最前列付近を確保。ギター側、アヒトも手元はアンプで隠れるけれど、正面よりは見やすい感じ。素早くセットが転換され、サウンドチェックは丁寧に行われていた、ドラムに関しては、アヒト自身が叩きながらチェック、でもあんま騒がれず。いよいよ登場。SEがマーキームーンじゃなかった。坊主って噂の無戒氏は、トップは長めのオシャレ坊主。でもオシャレに見えず。一発目は、『フェンダーテレキャスター』の導入部分から『クレイジーデイズ・クレイジーフィーリング』へ。幕張!時には女とまぐわりー(!?)とか叫ぶ。最前付近でも余裕かと思ってたら、めっちゃもみくちゃになってた。やっぱ人気あるのか、アヒトのせいか…。そこからは順不同でMABOROSHI、IKASAMA、コールドビート(この曲になった途端に客の動きが小さくなって、あ、と思った)、ドラムス、ドラムス、ドラ息子、アピートイナザワンテには笑った。開戦前夜、自問自答をやって、終ると見せかけて半透明少女関係が始まる。さらに新曲かと思ったら後奏に踊る阿呆に〜がくっついてた。そんな感じで終了。特に挨拶があるわけでもなく、全員が並んでお辞儀して、アヒトだけ少し長く残って、そのまま袖に消えていった。アヒトコールが湧き上がって、一瞬で終ったけれど、少しうるっと来た。いつもと何も変わらないステージ。湿っぽさゼロ。とりあえず、辞めるには惜しい、いいステージだった。
続きはまた。