佐世保〜長崎〜福岡の思い出

1日目
佐世保はホントに米軍基地がデーンと広がっていて、ふらふら散歩するにもちょっと緊張した。ハンバーガー伝来の地のバーガーは、期待以上に美味くて、これだけのために来てもよかったかもと思った。バーガー、バイク屋、バーガーと言う並びになった店で食べたのだけれど、二階にあるでっかいバーガーを出す店のはかなりお気に入り。東京にも関連店がるらしい。映画『69』の冊子を片手に観光したわけだけれど、(あ、バーガー屋もロケの買出しで使われてたって情報から見つけた、店先にはパネルもあったし)、行けたロケ地は立神音楽堂ってとこのみ。赤レンガの小屋って感じの佇まいは、映画用の過剰な装飾がなくても、妙に存在感があった。映画では、喫茶店ってことになってたけれど、本来は市の管理する、スタジオみたいなものらしい。中はのぞけず残念。後は自衛隊の資料館に行ったり、もう一軒のハンバーガー屋に行ったり、わりとまったりと過ごす。夕方から長崎へ移動。
長崎ではやはりちゃんぽん。ちゃんぽんの具をご飯にかけたみたいなオリジナルメニューも食べたけれど、こっちのが美味かった。店で流れてた渡る世間〜と、それに集中する店の奥さんが気になった。
2日目
長崎観光。平和公園やら原爆、爆心地、資料館へ赴く。高校の修学旅行で広島にいたけれど、時代が変わったり、自分が年をとったせいか、考えるところが多かった。その後長崎ペンギン水族館へ。市街地からしばらくバスに乗り、辿り着くと、でっかいビニールのペンギンがお出迎え。泳ぐペンギンが見られる深い水槽が特徴的。ケープ、マゼラン、フンボルトと言った、似た種類が並んで飼育されているのも面白かった。パレードも、どうやらここが発祥の地らしく、海遊館とは一味違った、アットホームな雰囲気で面白かった。あとは中華街に行くも、チャンポン券が使える店が全て準備中だったり、路面電車から出島を見たり(何年かすると、出島はちゃんと扇型の外観を取り戻すらしい)。胃も疲れてきたところで、さびれた喫茶店で遅めのランチ。で、高速バスで福岡に向かう。結構、長距離、何の断りも無く車内では釣りバカが上映される。窓から見える長崎の夜景がきれいだった。
福岡着。ホテルで一休みして、ライヴハウスに向かう。たまたま京都のバンドがツアーに来ていたので、見に行く。いかにもライヴハウス然とした場所。オールスタンディングで満杯。疲れたからだにはちょっときつかったけれど、いつもと違う雰囲気、熱いライヴに興奮。遅くまでやるイベントぽかったけれど、早めに退散。やまちゃんでラーメンとビール、勿論替え玉。ひさびさの本場とんこつラーメンは、美味かった。こってりしていながら、くどくない。社会人になっても、たまにこの味を食べに来たいと思う。
3日目
佐世保・長崎とは打って変わった普通の買い物DAY。大学入って4回目くらいの福岡で、いつもライヴメインに、ラーメンやら、林檎ツアー(ももちはま、室見川を見に行く)くらいでまともに観光したことは無いけれど、きっと、普通に若者が週末に遊ぶ感じが、福岡観光なのかなと思ってみる。モーサムのレア音源とかちょっと探してみるも見つからず。ラムタグとかフォークイナフとか、スモサとかは結構あって、さすがと思う。結局dip the flagの入ったコンピを見つけ購入。なんとなく、時間は過ぎて、夕方京都に帰る。お土産の明太子を早速実家に送る。おまけで土井のすぐききざみ(松紳で言ってたやつ)を帰りに京都駅で買ってきたので、送る。ちょっとは大人になった気分。
卒業旅行にしては地味だったけれど、考えることもあったし、大好きな福岡だし、良かった。