だけど、酔ってんだ

昨日のボンデージフルーツ、なんか大阪のブッキングライヴみたいだった。鬼怒さんが、生真面目でMCごとに曲紹介やら、色々話すのが、意外。演奏のほうは、聴きたかった曲+CD持ってなくて、でもかなり気合の入った演奏で満足って曲もあり、なかなかもっと長くやってくれたらいいのにって感じ(新譜から3曲+アンコールで1曲とⅢのタイトル曲)。と、もう少しだけライヴらしさが見れたらなと。あんまお互いを凝視して、息を合わせてみたいなのが、案外なくて、そこが不満と言えば、贅沢な不満。今回の96年以来のツアーを機に、ちょこちょこライヴしてくれたらな。勝井さんのバイオリンが、あんま前に出てこなくて、その代わり鬼怒さんのプレイはすごく良く聴き取れて、あんま好きなタイプではないと思ってたけれど、やっぱり凄いなと。勝井さんの音がもっと鋭く出てたら絶対もっと良いライヴだったと思う(音響的には)。対バンの山本精一スーパーユニット(ほぼパラ)はかなり好きな感じだった。(たぶん西部講堂で見たアレがパラだったはず)ニュートロンのギターの人の代わりに今回は精一さんがギター、ベースレスでシンセ二人のうち一人がベースの役割。ドラムも二人で、一人はちゃいなさん。
で、今日はまた京都。大友良英『without records』を見に。全部聴こうと頑張ったものの、ホワイトノイズのみとかのものはどうも聴き取れなかった。難しく考えなくてもターンテーブルが勝手に回りだしてノイズやらリズムやら出すのは単純に面白い。あと、映画『皇帝ペンギン』を観に。フランス語のナレーションと言うか、演技が面白くて、良い。(当然画面いっぱいに出てくるペンギンは可愛すぎ。)残酷なシーンも案外少なくて、夏に気持ちよく涼しくなれる映画。もう一回日本語吹き替え版で観ようかなと。