秋の京都は

人が多すぎる。昨日ミナミホイールを選んだので、今日は京都でtoddleのライヴ。
とりあえず寒すぎ。厚手の上着を引っ張り出すのはさすがに面倒だったり、まだ早いだろ、
とたかをくくっていたら、ダウンとか着てる人もいた。
軽く河原町周辺をうろうろして、MOJOへ。
HIGH VOLTAGEが一発目。実は昨日見てイマイチだった。どうも声が…。なんとなく前の方に場所を確保していたので、そのまま見たけれど、今日は良かった。もともと爆音なんだろうけれど、MOJOPAは気が触れてるんじゃないかってくらいに、スピーカーからも爆音が出てて、最後の方には意識が飛びそうだった。ギターの爆音に上手いこと声が埋もれてたのが幸いしたのかも。これぐらいのバランスのが映える。なんかマーズボルタみたいに見えたりして、カッコいいバンド。
二番手のバンド。最悪。ステージで不調を訴えるな。しかも音も大したことないし、そして同じく爆音。しんどかったのは見てたこっち。
やっと本命一発目の吉村秀樹ソロ。セッティングは多分バンドと同じ。アンプはフェンダーとジャズコだったけど。ジャズマスター2本。揺れたり、うねったりするあのギター一本で弾き語りってライヴ。オープンチューニングの種明かししたり、「ゆっくり見てください」なんて言いつつも、音量はバンドの時と変わらない感じで、ギターもボーカルも音の壁って感じ。toddleの曲もカバーしたり、なんかアットホームながら、変な雰囲気のライヴだった。いい意味で。
やっとtoddleのライヴ。18時スタートでもう22時前。長いよ!
ひさ子さんはフェンダーのアンプに黒いジャズマスター、足元はブルースドライバー、ケンタウルス、デジタルディレイ/リバーブ。アイコンはストラトにマッチレス、足元はブラックキャット、ホッケーキ、ボスのアナログディレイ。ひさ子さんが可愛い可愛いって言うアイコンは、写真で見ると南海キャンディーズしずちゃんに見える瞬間があったりして、どうなの!?って感じだったけれど、細くて白くてショートカットの素敵お姉さんだった。たまにムスっとしてるけど。
ライヴはもう(MCも含め)、楽しそう!これに尽きる。アルバムのテンションをさらに上げた感じで、荒々しくて、でも女性ボーカルにコーラスまで乗ったふわっとした感じで、いいバンド。やっぱリズム隊がいい。叩きっぷりがカッコいいドラムと、直線かつ気の利いたベースがどっしりしてるから、ひさ子さんのギターが荒くても、アイコンがちょっとボーっとしてても、音がちゃんと絡み合ってた。
途中シンバルのねじが飛んで、しかも切れてたと判明して長らく中断したり、アイコンが目の前で危ういプレイを何度もしているのを目撃したけれど、ライヴは流れだよな!と。細かいことじゃなくいいライヴは、演奏のノリと、どれだけその場をバンドの色に染めてしまえるかってことだと再認識。「最後にDのコードを捧げます」ってMCとか、なんだか一生懸命なひさ子さんにもジンと来た。また早く見たい。