RSR⑥

ジャがバターと揚げイモを凡ミスで間違え、まあうまいしいいかと納得しつつ食べている間に雨がちょっと強く降ってきて、そんな中赤犬のアクトがスタート。始めからテンションは上がりまくりで、大阪からフェリーで来ました!とか言われて、妙なお国意識。あの人数だもんなあ。ステージではバッファローマンモンゴルマンが戦ったり、ヌーブリを披露しつつ、通報せんといてな!と。銀杏の騒動があったばかりで、事情聴取だけでもあの人数じゃ2日くらいかかるって話。赤犬のステージからブルマも何もかも消えたら、それはもう違うし。ジャンルになってしまったミクスチャーって音楽でなく、雑食かつ面白くてカッコいい音楽。
その後はHONESTY見たり、フジファブック見たり、ソウルセット見たり、つまみ食い。アイゴンのギターはやっぱり好きだなあと思ったり、フジファブリックは思ってたより音が軽くて、ポスト・ナンバーガールみたいなくくりの中ではすごく気になるバンドなんだけれど、今回のライヴではそれほどインパクトがなかった。でも、ボーカルの冷めた感じのアツさとねちっこさ、鍵盤、ジャリっとしたギター、好きな要素は十分。あとはボトムなのかなあ。まだまだ注目。で、ソウルセットはあの渋谷系ってイメージの情報が詰まりまくった音をステージでも再現してて、圧倒された。69/96のコーネリアスのライヴみたいな感じ。
いよいよDCPRG。メンバー各々自らセッティング。菊地さんは姿をなかなかあらわさず。
で、現れた時には短パンパーカーキャップって出で立ちで、モノトーンなんだけど甚平みたいだったりリゾートみたいだったりでちょっと面白かった。
クラウド全部が混乱状態で踊りまくるって感じになかなかならなくて、結構途中で抜けてった人が多かったけれど、久々にみたデートコースはやっぱり格好よかった。ミラーボールズはやるだろうと思って、サークル/ラインの途中でトイレに走って、戻ってきてまだまだサークルラインはつづいたものの、そこで終わってしまいちょっと残念。それでも曲数は多かったし、かなりレッドが押したのはデートコースの所為のはず。でも本当に、西部講堂ではじめて見た時のような、菊地さんが全部をコントロールしてるって感じのいいライヴだった。