柴崎友香と重松清

一時期に比べると家に帰ってもちょっと余裕があって、
立て続けに小説を読んだ。
マイミクのまみさんが良いって書いてた重松清の「きみの友だち」は、
うわ〜久々に凄い小説だ。と思いつつぐんぐん引き込まれて、
読み出したら一気に読んでしまいそうだったけれど、
一話一話ををかみ締めながら、一週間くらいかけて
昨日やっと読み終えた。
道徳の教科書に載っててもおかしくないような、学校と子どもの話。
何人もの「きみ」が出てきて、その誰もがいい子だったり、
取り分け魅力的って訳でもないところが、
自分とか、自分の小中学生時代とかと重なって、リアルだし
ひりひりしてて、大人になっても「あの感じ」をなんだか思い出してしまった。
なんとなく読まなかった作家だけど、別のも読んでみようと思った。
柴崎友香はもちろん良かったけど、正直もっと続きが読みたい。
2編とも、ここで終わり!?って感じが強かった。
あ、「次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?」です。
でもやっぱり、住んでる町の話だし、身近すぎて、小説読んでるより
人の話し聞いてるような気持ちになる、そこが好き。

FU・SI・GI

今日ちょっとショックだったのはスペシャゴゴイチ!打ち切りってニュース。
ここ半年くらいの日曜のひそかな楽しみで、久々にこれだけまとめて邦楽のPVを見てるなあって感じになってたし、山野ゆりにちゃかっりはまってしまって、番組終わるとなると普通に凹む。

今日は2時くらいまで寝て、起きてゴゴイチ見てたらそんなニュースで、起きてうだうだして、夕方頃に梅田阪急に行って九州物産展をのぞいて、ふくやの明太子を買ってきた。帰りに服買いに行ったら、明太子に気づかれて店員さんに突っこまれた。そして明太パスタについて熱く語られた。そういや変わった店員さんには縁がある。大阪来てからいっつも行ってる美容院でも、担当は音楽好きでメガネ好き。この前はかなり熱く語られた。メガネについて。メガネ男子好きらしい。本については、「有名人の伊達メガネなんかより、もっと街で見かけるメガネさんを見たい!」と不満そうだった。そういや自分も999.9のメガネ買ってからすっかりコンタクトは止めてしまった。かけ心地良すぎで全然疲れないし、一応メガネ男子。

そんあこんなで、久々に平和な2連休。

フラホア

ばっか聴きたくなる最近の感じは、
昨日ようやく仕事が一段落したのでなんとか解消。
今回の仕事はまあ成功で、
お疲れさんと先輩やらクライアントさんから声をかけてもらった。
飄々と仕事こなしてるわけじゃなくて本っ当にジタバタした。
でも辛いけど自分主導で出来る仕事は楽しいなと。
明日からはまた下働き的下積み生活、
若いうちにたくさん色んな現場見て、失敗して、恥かいて頑張ります。

今日は伸びまくった髪を切って、買い物三昧。
柴崎友香・田雑芳一「いつか、僕らの途中で
ギターマガジン3月号
DVDインディーズロックマガジン3月号
DVD「皇帝ペンギン
洋服(ジャケット、ロンT)聖林関係
と革ブレスを新調。彼女から。

緩急

先週金曜に仕事の大事なチェックがあって、
何かとバタバタ。結果はなんとか○。
公の人たちと接することなんてほとんどなかったけど、
正直、ケッ!って感じで、腹が立ったり、イラついたりした。
若造だからって、ちょっと舐められてるんだろうし、
こっちが思ってるほど、自分の仕事にかける思いなんてないんだろう。
当り障りなく何とかお茶を濁すくらいなら、何もしないでくれ。と思った。
実はそんなに怒ってないけど、なんかトゲトゲしてしまった。

昨日はまた南港の海遊館・ペンギンパレードに行った。
せっかく行ったのに、無料のパレードだけ見て帰ってきた。
相方が抜け駆けして最近中には入ったから。
俺もコツメカワウソを見たかったのに…。

で、今日は買い物したり、少し仕事するつもりが、
結局午後から職場にずっといた。時間ばっかかかる、地味作業を進めた。
ネットしたり、テレビみたりしつつ、仕事といって良いものか…。

明日からはまたしばらくバタバタ。
でも東京事変のライヴには行くつもり。

マイブラ

ってベタな日記を書くつもりが、日付変わってしまった。
仕事始めたら、いわゆる義理チョコって習慣が 
ちゃんと存在してることに少しおどろいた。
今日はなんか温くって、頭がボーっとする。
まだ実は仕事中です。ちょっと気晴らしというか
サボってmixiしてみたり。
もうしばらくこんな調子で根詰めて仕事しないといけない。
深夜に一人で仕事しつつオリンピック見てると、
ちょっとだけ熱くなる。目頭?
ちゃっちゃと仕事済ませて帰ろう。まだ徹夜コースじゃない。

あの街

今日は朝から仕事。寒い中ぼちぼち頑張ってうまく行かないこともありつつ、なんとか終えて、一路京都へ。
ONJOのライヴ@同志社大学・寒梅館。
京都時代の下宿から徒歩5分。まさにホームタウンでのライヴに色々とワクワクして行った。
自分が住んでる時には出来てて、すげえ建物だなと思ってたけど、中に入っても大学とは思えないお洒落さ。自分の母校はやっぱこういうところで気が利かないからなあ…。とか、思った。
ホール自体も良い造りで、中までレンガがポイントなってたり、緩やかな傾斜の一階席からはステージがゆったり見えたし、二階席も結構広かったっぽい。
演奏は、前半ちょっと寝不足から来る睡魔に襲われたものの、クライマーズハイのオープニングからはかなりもって行かれた。大友さんのギターの甘〜いトーンがいつになく心地よかった。宇波さんのプレイが、ステージ全部を見渡せたおかげでいい感じに見えて、面白かった。ワシャワシャ動くスピーカーとリンクして音もちゃんと聴こえたし。音響も含めてかなり見応えのあるいいライヴだったと思う。ドルフィーがメインの所為か大友さんの指揮がかなり増えたように思った。でも指揮者が下手にいる初期デートコース状態だから、全員横目なのがなんとも。イタリア料理だと思ってたって紹介の「ガゼロニ」の芳垣さんのエイトビートONJOらしからぬドラムで良かった。でも他の曲での水谷さんのほうを見てすっごい笑顔(だったと思う)で叩いてる瞬間も凄かった。あとサックスの幹線道路でトラックが鳴らすホーンみたいな鋭さ、笙とサインウェーブの絡み、色々色々満足して帰ってきた。
とりあえず帰りの物販で迷った挙句(宇波さんがらみとは決めてた)宇波さんとギターのデュオのCDを買った。
ちょっと仕事がしんどい…とか書くつもりが、全然充電してるやん!と、自分で驚いた。

暗い話にばかり

やたらくわしくなったもんだ。

放送終了後のNHK教育で、なぜかイメージ映像に乗せて矢野顕子の曲が流れてて、ユニコーンの「すばらしい日々」の矢野顕子カバーを初めて聴いた。ジャズ・アレンジ、微妙にメロディーは矢野顕子色にアレンジされて、あの民生の淡々としたイメージとは違うけど、めちゃくちゃやられた。
色んな解釈の出来る、具体的なようであいまいな歌詞。

「君は僕を忘れるから その頃にはすぐに君に会いに行ける」

今の自分をきっと、いつかの自分は忘れてる。
うまく行くようになったら、辛い時のことなんて忘れてしまえばいい。
忘れたって、ちゃんと自分の中に刻まれてるんだから。